ヤンキース国際スカウト紀田彰一氏(40)がプロデュースし「食」をテーマにした野球教室が13日、神奈川・横須賀スタジアムで開催された。

 一般財団法人ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーション(USF)と味の素が「USF×味の素KKアミノバイタル野球教室」を主催した。DeNA石川雄洋内野手(30)、下園辰哉外野手(32)と西武で活躍した元プロ野球投手の石井貴氏(45)がコーチとして技術指導した。

 また参加した小学生の親を対象にし食について講習会が行われた。講習会では味の素が考案する「勝ち飯」を紹介。スポーツをする人たちが必要な家庭での食生活に生かせる「世界で勝つためのスポーツ栄養プログラム」に、子どもから大人まで耳を傾けた。味の素の須河哲也営業統括部長は「まずは食事があっての捕食。食事を補うのがアミノバイタル。アミノ酸のスポーツにおける大切さをお伝えできれば」と話した。

 USFでは15年9月には、「目」をテーマにした野球教室を開催した。USFの諸橋寛子代表理事は「スポーツ全体の市場拡大に貢献していきたい」と、さまざまな視点からスポーツへアプローチしていく。