オリックスは阪神・淡路大震災から22年となった17日、ほっともっと神戸で正午から1分間の黙とうを行った。当時現役だった福良淳一監督のコメント。

 「何年たっても忘れられない。風化させてはいけない。大変なことが起きた中で、ファンの声援があってオリックスは優勝できた。また神戸の皆さんにたくさん喜んでいただけるような試合をしたい。毎年思っているが、優勝したい」。

 2軍施設がもうすぐ大阪・舞洲に移り、神戸での黙とうが今年で最後になる可能性もある。

 「この球場でこれからも試合をしたい」と、公式戦が継続的に開催されることを強く望んだ。

 また、難病の潰瘍性大腸炎を患った育成ドラフト5位の中道勝士捕手が、春季キャンプに参加する可能性が出てきた。

 「医者と本人が大丈夫であれば連れていきたい。1人で神戸に残って練習するより、別メニューでも一緒にいた方が本人にとってもいいと思う」。

 ドラフト8位の沢田圭佑投手が春季キャンプ序盤からフリー打撃や紅白戦など打者に投げることを望んでいることについては、「自分がいいと思うことをどんどん出してくれたらいい」と歓迎。