野球指導者講習会が22日、東京都内で行われ、プロOBで元慶大監督の江藤省三氏(74)が守備について講義した。

 スローイング、キャッチボールの重要性を説いた。「高校野球の甲子園大会のエラーのパーセンテージを調べました。80%が送球ミスによるもの。これはプロも、大学も一緒なんです。捕ることはみんなできる。でも投げることにつながっていかない」とステップ&スローを実技も行いながら指導者たちに教えた。

 またイップスによる送球障害については「治ります」とし、「イップスの選手は腕の捻りができていないんです。シュートを投げさせると治ってくる」と説明していた。