プロ2年目の阪神高山俊外野手(23)が好発進だ。沖縄・宜野座キャンプ初日の1日、特打で113スイングで17本の柵越えを披露した。

 打球は失速せず、オーバーフェンスするなど、飛距離も確実にアップ。「去年に比べて、いい感じになっている。去年の春先に良かったので、失速しないようにしないといけない」と言い聞かせた。昨春はプロ入り前に右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折した影響もあり、2軍安芸でキャンプイン。初フリー打撃で59スイング中、20本の柵越えを量産していた。シーズンもチーム2位の打率2割7分5厘、8本塁打で新人王に輝いた。アーチを増やすべく、さらなるスケールアップを目指す。