阪神金本監督が今日16日に始まる第4クールもドラフト1位ルーキー大山悠輔内野手(22=白鴎大)に英才教育を施す考えを明かした。ここまで実戦3試合で8打数無安打。プロの洗礼を浴びている。それでも指揮官は全く心配していなかった。

 「見逃し方だったり、いいポイントで打ち取られていたり。これは打ち損じの部類だから。差し込まれたのもあるけど。実戦向きだなという片りんは感じている」。結果は伴っていないが、打席での雰囲気を評価している。

 第4クールでは今日16日の韓国サムスン戦と19日の日本ハム戦と練習試合が2戦予定される。大山はサムスン戦に8番三塁で先発すると発表された。金本監督は「フリー打撃は、形もよくなってきている。いい角度を持っているしね。力がついたら、ホームランバッターになるという。45度の角度でね。右にも打てるしね」。打球を遠くに飛ばす天性の才能を感じている。結果だけを求めず、出場機会を与えながら、大きく育てる方針だ。