ソフトバンク松坂が早ければ明日23日の紅白戦で今季初の実戦マウンドに上がる。19日の紅白戦を回避するなど、第4クールはノースローを3日設けて疲労回復を優先。A組に初合流した第5クール初日の21日、4日ぶりにキャッチボールを再開した。全体練習で約40メートルの距離を投げ、午後は室内練習場で約50メートルの距離に延長。最後はバッテリー間の距離で相手を立たせ、力強く投げ込んだ。

 「(状態を)上げていくつもりです。その通りいってくれればいいですね」

 体のキレを作るため、今キャンプ初の打撃練習にも取り組んだ。両足を広げ、下半身に負荷のかかる状態で左右の打席でティー打撃を行い「いつもやりたいと思っていた」と話した。

 倉野投手統括コーチは「キャンプ前半にたくさん投げているので(肩の仕上がりは)大丈夫」と話しており、23日の紅白戦か、25日のB組の巨人2軍戦での登板が有力。小休止を終えた松坂が再びギアを上げる。