巨人育成ドラフト6位の高山竜太朗捕手(22=九産大)が25日、宮崎3軍キャンプの練習試合で対戦したWBC中国代表のバッター陣の印象を振り返った。

 8番・捕手でフル出場。先発の橋本篤、育成ドラフト1位の高井俊投手(21=BC新潟)、巽、メルセデス、矢島の4投手をリードして散発2安打に抑え、3-0の完封勝ちに導いた。

 「初球から振ってくるイメージがわきませんでしたし、実際、あまり手を出してきませんでした。ストライク先行で早めに追い込むことができました。投手の1番いい球を生かすリードを心がけて、勝てたのでよかったです」と回顧した。

 球種では、特に直球が有効だったと明かす。「身長が大きくて腕の長いバッターが多かったですし、緩い変化球に対応してきた印象です。それよりも、ほとんどのバッターが真っすぐに振り遅れていました。完璧に捉えてきた選手はいなかったと思います」と話した。