中日の若手がまた存在感を示した。前日に1軍初本塁打を放っていた溝脇隼人内野手(22)はこの日も「9番三塁」で先発し、2回に適時二塁打。2打数2安打、犠打、11球粘っての四球、1盗塁と中身の濃い4打席だった。オープン戦打率も6割2分5厘まで上げ「攻めていく感じで打席に入れている」と手応えを口にした。

 またプロ2年で1軍出場2試合の石川駿内野手(26)は「3番一塁」でスタメン。初回1死三塁で菊池の初球を右前に打ち返し、適時打とした。3打数1安打でオープン戦打率は5割。「ヒットはよかったけど、3打席目の見逃し三振はありえない。あんなことをしていたらダメ」と緩める様子はなかった。