日本ハムのドラフト1位堀瑞輝投手(18)が、荒々しい先発デビューを果たした。16日のフューチャーズ戦(千葉・鎌ケ谷)でプロ初先発。3回を無安打無失点と完璧に抑えたが、3四球を「四球が多いな、というのが率直な感想」と反省した。

 プロで手応えを感じつつあった直球が、この日は荒れ気味だった。2回には2者連続四球などで2死満塁のピンチもあったが、3回は「スライダーは制御出来た」と広島新庄時代からの武器で立て直した。伊藤総合兼2軍投手コーチは「直球とスライダーをしっかり投げたら、試合をつくれる」と及第点。次回登板は24日イースタン・リーグ楽天戦(鎌ケ谷)で先発し、3イニングの予定で、堀は「しっかり自分の思った通りに、投げていけるようにしたい」と見据えていた。