阪神の新外国人エリック・キャンベル内野手(30)が来日初アーチを放った。

 1回、2点を先制して、なおも2死一塁。大竹のスライダーを完璧にミートし、ライナーでバックスクリーン真下に運んだ。「ランナー一塁の場面だったから、とにかく後ろのバッターにつなぐことを考えて打席に入った。打った瞬間、入るかわからなかったから、次の塁を狙って一生懸命、走ったよ。追加点を取ることができてよかった」。

 前日24日の巨人戦で顔面死球を受けた鳥谷が三塁スタメンを外れたために巡ってきた貴重な機会で奮起した。