左アキレス腱(けん)断裂から復活を目指す阪神西岡剛内野手(32)が26日、鳴尾浜で故障後初となるシート打撃を行った。

 30日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦(タマホームスタジアム筑後)で実戦復帰を見据え、シート打撃では左打席に立った。

 昨年7月20日、甲子園の巨人戦で左アキレス腱(けん)を断裂。「バットに当たるかな」と不安を見せていたが、竹安の投じた初球を見事にはじき返した。打球がライト芝生に弾むのを確認すると左拳を突き上げて喜びを表現した。

 シート打撃の5打席で安打性は3本。順調な回復具合を証明。「きっちり芯でとらえたのは4本だった。自分が思い描いていたよりは反応できた」と実戦復帰へ自信をのぞかせていた。