ヤクルトが5連敗で4月29日以来の最下位に転落した。

 先発の小川泰弘投手(27)が5回まで無失点と好投したが、2点リードの6回に背中の張りを訴え、無死一、二塁としたところで突然の交代。2番手近藤が同点とされると、8回にはセットアッパーの石山がゲレーロ、藤井の連続安打で勝ち越しを許した。

 前日には抑えの秋吉が、ゲレーロ、藤井に打たれてサヨナラ負け。同じ打者相手に連日の「勝利の方程式崩壊」となり、真中監督は「石山はちょっと疲れてきている。ここを乗り越えないと」と厳しい表情だった。