中日がシーズン終盤に痛恨の4連敗を喫し、CS進出が絶望的な状況になった。今季4勝無敗と相性のよかった吉見を先発で起用したが、7回3失点で敗戦投手に。好調だった打線も最近は下降線で1得点だけに終わった。森繁和監督は「クライマックスがどうのこうのと皆さんが騒いでくれたおかけで、きつい気持ちになってきているのは間違いないだろうから。それが逆にプレッシャーになるような野球ができたことは、いい経験をしていると思う。久しぶりに味わうんじゃないの、選手たちは。経験したことが次につながればいいし、つながらなければ、何の役にも立たない試合になるかもしれない」と話した。

昨年まで5年連続のBクラスとチームは低迷期にある。シーズン終盤にCS進出の可能性を残した状況だったが、選手は重圧に屈した形になった。この経験を今後に生かしたいところだ。