履正社の井上広大外野手(3年)が、阪神の2位指名を受けた。

指名の瞬間、校内は大きな歓声が響いた。

高校通算49本塁打。右のスラッガーで、優勝した今夏の甲子園では、3本のアーチを描いて夏の主役になった。

同校で会見した井上は「もっと(指名が)遅いと思っていたのですが、自分が思っていたより早くてうれしいです。夏の大会でも甲子園でホームランを打っている。いいイメージを持っているので、阪神でも本塁打を打てるようにしたいです」と決意表明した。

「矢野監督さんは情熱的。気持ちを全面に出すチームなので、それに応えたいと思っています。ひと振りで試合の流れを変えるスイングを目指したい。(年間)40本以上は打ちたい」

甲子園のヒーローが、再び甲子園を沸かせることになりそうだ。