<巨人7-3横浜>◇7日◇東京ドーム

 プロ初登板の横浜のルーキー、藤江均投手(23)は7回途中まで1失点と好投したが、救援陣が打たれ初勝利を逃した。「打たれようと思っている投手はいない。自分の勝利が消えたとかは気にしてない」と話した。1回、小笠原の打球が右肩を直撃。しかし「あれで気合が入った」と、チェンジアップを武器に好投した。6回の無死二、三塁のピンチも同期の捕手細山田の好プレーで切り抜け、勝利の流れを引き寄せかけていた。「負けるほど嫌なことはない」と悔しさは残るが「自信にする部分はして次につなげたい」と気持ちを切り替えた。

 [2009年5月7日23時51分]ソーシャルブックマーク