パ・リーグは25日、日本ハムの提訴試合の申請について審判員による野球規則適用の誤りはないとして、再試合は行わないと発表した。24日付で、日本プロ野球組織の加藤良三コミッショナーの見解としての文書を日本ハムに送付した。

 日本ハムはバントをした打者が捕手と接触し、守備妨害と判定されたプレーが規則適用の誤りではないか、として提訴した。しかし、コミッショナー見解では1977年のプロ、アマ合同の規則委員会で捕手への守備妨害は審判員の判断によると確認されているとして、適用に誤りはないと結論づけた。加藤コミッショナーは審判部が研修会を行ったことも明らかにした。

 日本ハムは8月30日のソフトバンク20回戦(札幌ドーム)で二岡が守備妨害とされた判定について再試合を求めていた。

 [2009年9月25日19時35分]ソーシャルブックマーク