ロッテは13日、今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表の主砲、金泰均内野手(27=184センチ、100キロ、右投げ右打ち)を獲得したと発表した。最大3年契約で、年俸は1億5000万円プラス出来高払い。同選手は球団を通じ「大変興奮している。優勝のための力になれれば」と抱負を話した。

 金泰均は今オフ、所属の韓国プロ野球ハンファからフリーエージェント(FA)宣言。ロッテは交渉が解禁となった13日午前、瀬戸山隆三球団社長らがソウルで本人と交渉し電撃的に合意した。

 金泰均はWBCで大会トップの本塁打と打点を記録し、ポジション別優秀選手に。ロッテ以外にも阪神や楽天、韓国ではLGなど複数球団、米大リーグ球団も獲得を検討していた。ロッテは石川晃球団副代表の太いパイプを生かし、待望の4番打者を手に入れた。(金額は推定)

 [2009年11月13日13時40分]ソーシャルブックマーク