独立リーグ、四国・九州アイランドリーグの長崎が資金難のため、4月3日に開幕する今季リーグ戦へのフル参戦が難しい状況であることが12日、分かった。同リーグでは福岡が資金不足から今季はリーグ戦に参加しないため準加盟に降格。現在は長崎が九州唯一の加盟球団となっている。

 長崎の地頭薗哲郎オーナーによると、今季の運営に必要な8000万円のうち、確保できたのは2600万円。現状ではリーグ途中の5月で資金が底をつくという。球団は既に監督や選手らに給与の引き下げを要求。今後は1口2000円の後援会員募集などで幅広く資金を集めたいという。

 [2010年3月12日12時33分]ソーシャルブックマーク