野球選手が自らの競技を賭けの対象にしていたのか-。選手8人の野球賭博への関与が発覚した独立リーグの大阪ゴールドビリケーンズが25日、大阪市内で記者会見。村上隆行監督らは事実を認めた上で謝罪し、「絶対に許してはいけないこと。裏切られた」と悔しそうな表情で述べた。

 午前11時、同市住之江区の球団事務所が入るビルの会議室には多くの報道陣が詰め掛けた。冒頭、宮本高明球団代表が経緯を説明。村上監督は目に涙を浮かべながら「ほかの選手はまじめに野球と取り組んでいる。指導を今後も続けないといけないと思う」と話した。

 騒ぎを聞き付け、事務所を訪れた球団スポンサーの男性(67)は「事実なら、チーム存続も危ういのでは。まずは何があったのかを説明してほしい」と困惑した様子だった。

 [2010年6月25日12時2分]ソーシャルブックマーク