<日本ハム2-1ソフトバンク>◇2日◇札幌ドーム

 ソフトバンクが、またも天敵にしてやられて首位から陥落した。今季5度の対戦で4敗の日本ハム武田勝投手(32)に対し、走者を出しながら崩せない。最大のチャンスだった4回。同点に追いつき、なお1死二、三塁も城所龍磨外野手(24)、山崎勝己捕手(28)が連続三振に打ち取られた。先発の山田大樹投手(22)を1失点ながら3回であきらめるなど、勝負に出た秋山幸二監督(48)の執念采配も実らず。武田勝には昨季途中から6連敗となった。ロッテと並ぶ2位に転落し、秋山監督は「厳しい試合が続くよ」と試合後は言葉少なだった。

 [2010年9月2日22時11分]ソーシャルブックマーク