<阪神1-0巨人>◇18日◇甲子園

 阪神桧山進次郎外野手(41)が、均衡を破る決勝タイムリーを放った。7回2死三塁の場面で、0封を続けていた能見の代打で登場。巨人ゴンザレスの初球真っすぐを右前にはじき返した。「ランナー三塁だったし、何でもいいから1点みたいな。能見に勝ちをつけられて、復帰祝いにはもってこいじゃないですか」。4月24日以来の勝利をプレゼントし、お立ち台でがっちり握手。逆転優勝へのヤマ場となる巨人、中日6連戦の初戦を制し、ヒーローは満面の笑みだった。

 [2010年9月18日21時19分]ソーシャルブックマーク