<楽天2-12ロッテ>◇21日◇Kスタ宮城

 楽天マーティー・ブラウン監督(47)が、センターラインに安定感を求めた。1回2死二塁、中堅聖沢がロッテ金泰均が放った中飛を一度グラブに当てたがこぼし、先制点を献上。ここからせきを切ったように失点を重ねた。

 このプレーの直前には、今江の放った左右寄りの飛球に対し、聖沢と左翼の宮出が交錯寸前となっていた。監督は「センターは声を誰よりも大きく出し、フライは全部取るくらいの強い決意でいてほしい」。今季ブレークし、不動の1番中堅に台頭した聖沢に対し、最も重要な基礎をあらためて説いた。

 [2010年9月21日21時55分]ソーシャルブックマーク