日本ハムを今季限りで退団することが決まった坪井智哉外野手(36)が4日、札幌市内の球団事務所で会見を行い、国内他球団を最優先に現役続行を目指すことを表明した。コーチ就任の打診を受けたが、固持した。「ボロボロになるまでプレーヤーでいたい」との強い意思から、新天地を模索することになった。12球団合同トライアウトには参加しない予定で、当面は国内他球団のオファーを待つ構え。その望みが断たれ場合を想定して、米球界も含めた広い選択肢を持っている。「受け皿が(国内に)ないならどこでも」と不退転の決意。まずは8年間在籍した、日本ハムでの選手生活に区切りをつけた。

 [2010年10月4日14時27分]ソーシャルブックマーク