<ヤクルト4-2中日>◇19日◇神宮

 午後2時開始の試合は、悪天候もあって終盤に暗くなり、8回表から内野にある4基の照明灯の一部が点灯した。約35分後に試合が終了すると、即座に消灯された。

 東京電力管内の神宮球場では、節電のため4月中のナイターは開催しないが、この日はデーゲームでも照明が必要な事態となった。ヤクルトの新常務は「プレーとお客さんの安全の確保のためで、致し方なかった。事前に打ち合わせはしていた」と説明した。

 中日の落合監督は8回の攻撃前に、球審に点灯を要請した。「こういう天気で電気が使えないのは危ない。日没コールドゲームでもいいのではと思った」と話した。