<中日1-0横浜>◇27日◇豊橋

 横浜三浦大輔投手(37)が、1発に泣いた。中継ぎ強化のため、16日に登録を抹消されてから、12日ぶりの1軍マウンド。雨と強風の悪天候だったが、「相手も同じ条件。今日が開幕の気持ちでマウンドに上がった」と、低めに球を集める粘りの投球を見せた。しかし4回1死で、甘く入ったスライダーを中日ブランコに左翼場外まで運ばれ、先制点を献上。結果的に、この1点が決勝点となっただけに「悔しい。こういう天気は最初から分かっていたので、先制点は与えないと思っていた。この悔しさをはらせるように頑張りたい」と、唇をかんだ。