<ロッテ1-2オリックス>◇28日◇QVCマリン

 オリックスのアルフレッド・フィガロ投手(26)が6回4安打1失点(自責0)と力投した。初回に、安打、失策、四球で無死満塁のピンチを招き、1死から押し出し四球で先制を許した。

 しかし、ここから立ち直ると、最速151キロを計測した直球で押しまくって、後は得点を許さなかった。「とにかく先発として、しっかり試合をつくること、自分の役割を果たすことを考えてマウンドに上がったんだ。先制を許す形にはなってしまったけど、粘り強く投げることができたと思う」。打線の援護がなく、開幕から3試合で来日初勝利とはいかなかった。