仙台市出身のヤクルト由規投手(21)が、Kスタ宮城で行われる交流戦の楽天戦(20、21日)で登板する可能性が濃厚になった。11日の中日戦はローテーション通りなら由規が先発だったが、10日の試合が流れた石川がスライドする。由規の次戦は13日からの横浜戦に移り、翌週の仙台での登板に支障がなくなった。東日本大震災で被災した地元での先発へ、右腕は「投げたい気持ちはあった。今まで投げた時とは、また違った気持ちで臨める」と歓迎した。小川監督は「今年に限っては可能性があればそうするべきだと思う。そうなれば一番、彼にとっても仙台にとってもいいこと」と話した。