<ヤクルト3-0阪神>◇10日◇秋田

 積極的な代打策に出ながら、阪神はあと1本が出ずに零敗を喫した。和田豊打撃コーチ(48)は「早い回から勝負をかけたんだけどね」と悔しさをにじませた。

 6回は2死一、二塁から桧山進次郎外野手(42)が三振。1点を追う8回は2死満塁で新井良太内野手(27)が一ゴロに倒れた。好投する能見篤史投手(32)の代打だった新井良は「外角に目を付けていたが駄目だった。もっと練習しないと」と、険しい表情を浮かべた。