<阪神2-1ヤクルト>◇5日◇京セラドーム大阪

 阪神藤川球児投手(31)がまた冷や汗をかいた。2-0の9回から登板したが新井貴の失策から1死満塁のピンチを招き、宮本に押し出し四球。しかし、この絶体絶命のピンチからバレンティン、川本と連続で空振り三振に切ってとり、ゲームセット。23セーブ目を挙げた。

 3日の巨人戦でサヨナラ被弾している右腕は「今日は何もないよ。また明日」と言葉少なに球場を立ち去った。