球団史上初のクライマックスシリーズ(CS)進出を目指す広島は5日、本拠地マツダスタジアムで全体練習を行った。ベテランの石井琢朗内野手(41)、前田智徳外野手(40)を除く野手陣のほか、救援陣を含めた投手陣も参加。野村謙二郎監督(44)は「雨(中止)もあった。(前日も)デーゲームで時間もあったからね。体を動かすためだよ」と説明した。6日からは敵地で阪神、巨人6連戦。CS争いのライバルとの直接対決だけに、一気に上位浮上を狙いたいところだ。大半のナインが顔をそろえ、一丸態勢を築いた。