巨人の渡辺恒雄会長(85)が5日、今季で3年契約が満了する原辰徳監督(53)の去就について「俺は決めてるよ。俺の腹では。誰かいるか。原しかいないじゃないか」と話し、来季の続投を強く支持する意向を示した。

 巨人はシーズン前半に打撃不振で低迷したが、後半戦では20勝12敗3分けと巻き返し、首位ヤクルトから3ゲーム差の2位につけている。渡辺会長は「原は一生懸命やっている。最初負けが込んだのは、選手の問題であって、監督の問題ではない」と、原監督を評価した。