<阪神5-1広島>◇7日◇甲子園

 阪神の4番・新井貴浩内野手(34)が獅子奮迅の働きでチームを2位に押し上げた。まずは初回2死一、二塁で左前に先制打。1-1の7回には2死一、二塁から中堅をライナーで越える二塁打で決勝の2点をたたき出した。不振で7番降格を味わい、指定席の4番に戻って2試合目。勝ち越し打の場面を振り返り「とにかく積極的に振っていこうと思った。頼むから越えてくれと思って走った。今はいい意味で開き直るようにしている」と充実感を漂わせた。