<ヤクルト1-0広島>◇7日◇神宮

 広島が拙攻続きで苦境を打開できなかった。1回、先頭東出が四球で出塁したが、2番赤松が送りバントを決められず、三飛に倒れた。バーデンも三塁併殺打に打ち取られ、最悪のスタートになった。2回以降もヤクルト先発赤川を打てず完封負け。野村謙二郎監督(45)も「初回がすべてでしょう。しっかり送ればというところで送れない」と嘆いた。これで引き分け2戦を挟んで8連敗。試合後はファンの怒声が飛び交った。