来季から中日の指揮を執る高木守道新監督(70)は2日、就任会見で一つ一つの質問に丁寧に応じた。

 -今の気持ちは

 高木監督

 一番気になったのは年齢のこと。ドラゴンズファンは新しい若い監督を、と思っていたかもしれない。そこを心配していた。お受けした以上は、やらなきゃいけない。気持ちは若い人に負けない。

 -目指す野球は

 高木監督

 ドラゴンズは守りのチーム。投手陣が素晴らしい。連覇した選手も残っているし、少しずつ力をつけてきた若手を、プラスアルファになるように鍛えていければ。私の持ち味は守ることと、走ること。相手の隙を突いていければ。

 -若手を積極的に起用するか

 高木監督

 難しい。(実力が伴わないと)若いだけでなぜレギュラーなんだ、となる。2、3年前と違ってチャンスはあると思うので、何としてもポジションを取るんだという強い気持ちでやってほしい。