<12球団合同トライアウト>◇5日◇QVCマリン

 格闘家に転身した元オリックス古木克明外野手(31)が前回11月に行われた1回目に続き2回目の参加。7打席で5打数3安打2四球と結果を出した(前回は6打数1安打1四球)。

 今回は横浜時代に着たピンストライプのユニホームで参加。元巨人の野口と対戦した第1打席は遊飛に倒れたが、第2打席で前ヤクルトの吉川から右翼フェンス直撃の二塁打。第3打席で二塁へ内野安打を放ち「足」もアピールすると、第5打席では前広島の左腕、川口の変化球を中前にゴロではじき返した。

 現時点でまだオファーは「全然ないです」と話した。今後については「ゆっくり考えたい」とし、「できるところまで野球をやりたい」と話した。そのほかコメントは以下の通り。

 「3安打という結果を出せてうれしかった。打撃の感覚はずっといい状態。ボールも良く見えたし、打球がもう少し上がり始めてくればホームランを打つ自信もある。現時点では100点。この2年間で野球があらためて好きだということが分かった。野球が大好きだった時の気持ちに戻れた。守備の苦手意識も消えた。自分のアピールポイントはバッティング。遠くへ飛ばす。それを見失っていたからクビになった。こだわりを持ってしっかりやっていきたい」。