昨季8年ぶり日本一を達成したソフトバンクが5日、業務を開始した。福岡ヤフードームで午前に行われた仕事始めでは王貞治球団会長(71)や笠井和彦球団社長(74)らがバットで鏡抜きをし、職員約50人と日本酒で乾杯。杉内俊哉投手(31)や和田毅投手(30)、D・J・ホールトン投手(32)ら主力が移籍する逆境の中、王会長は「今年のメンバーで勝つというのが使命。逆に危機感を持って戦えば道は開ける。若い選手がかなり自信をつけてきた。主力が抜け、チャンスができた。マイナス面ばかりでなくプラスもある」と力説していた。