日本プロ野球選手会は24日の事務折衝で34、35歳など一定の年齢に達した選手がフリーエージェント(FA)権を獲得できるような制度改革を12球団側に提案した。

 昨年は東日本大震災の影響もあり、話し合いが進まなかった。選手会の松原徹事務局長は「ことしはFAについてしっかりと話していきたい」と語り、資格取得年数は従来通り、一律7年を要望した。

 日本代表のスポンサー料などが日本野球機構(NPB)に入ることを求め、選手会が参加表明をしていないワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場問題については、進展がなかった。