日本ハムの稲葉篤紀外野手(39)の両親は、球場で2000安打達成を見届けた。父の昌弘さんは「おめでとう、それに尽きます。ここからスタートと思ってやってほしい」と目を細めた。

 26日のロッテ戦(東京ドーム)を観戦してから一度は愛知県の自宅に戻り、この日の朝に新幹線で仙台に入った。母の貞子さんは「ほっとした。チームのためになったから良かった」と感慨深げだった。