<ソフトバンク6-3広島>◇23日◇福岡ヤフードーム

 通算2000安打まで残り1本のソフトバンク小久保裕紀内野手(40)が腰痛に襲われた。王手をかけて臨んだ広島2回戦は今季2度目の3三振を喫して無安打に終わり、偉業は持ち越された。

 開幕から断続的に出ている腰痛が悪化しフリー打撃を途中でやめ、シートノックも回避。鎮痛剤を服用して強行出場した。「これ(記録)がなかったら間違いなく出ていない。あと1本。出んわけにいかん。強行突破しました」と話したが、ベストパフォーマンスにはほど遠かった。秋山監督は「焦る必要はない」と今後の休養策をにおわせた。