<ヤクルト7-6DeNA>◇11日◇神宮

 ヤクルト4番畠山和洋内野手(29)が、一振りで試合を決めた。3点ビハインドで迎えた8回。相川のタイムリーで2点差に詰め寄り、なおも2死満塁。ここで、主砲が左翼席にたたき込む逆転の5号満塁本塁打だ。「ずっとチャンスで結果を出せなかったので、何とかつないで、逆転できる形をつくりたかった。打った瞬間は入ると思ったけど、ポールギリギリでした」。チームの連敗も3でストップする千金弾に大喜びだった。