オリックスの新井宏昌2軍監督(60)は2日、右肩負傷で戦列を離れている坂口智隆外野手(28)の実戦復帰が、早くても8月中と大幅に遅れていることを明らかにした。5月中旬に負傷した際には実戦復帰まで約10週間の見込みだった。

 同2軍監督によると、スイングで痛みがあるという。守備でも本格的な送球を控えている坂口は「一日でも早く治して復帰を目指したい」と話すにとどめた。

 この日は右肘の炎症で2軍調整中の金子千尋投手(28)が投球練習した。復帰時期については「体がどうなるか」と慎重だった。