<広島1-2阪神>◇30日◇マツダスタジアム

 阪神のドラフト1位新人、伊藤隼太(23)が4回に適時打で2点目をたたき出し、これが結果的に決勝点となった。

 森田の適時三塁打で先制した直後。野村の外角低めに逃げていく変化球に体勢を崩されながら、しぶとく中前に運んだ。9月27日にプロ初本塁打を満塁で放つなど、台頭の兆しを見せているルーキーは「一成(森田)がいい流れをくれたので僕も必死に食らい付いた」と声を弾ませた。