<セCSファイナルステージ:巨人4-2中日>◇第6戦◇22日◇東京ドーム

 巨人が3連勝で、日本シリーズ進出を決めた。原辰徳監督(54)のコメントは以下の通り。

 -決戦を制した。

 原監督

 いきなり3連敗。完全に土俵際まで、まあ徳俵に乗った状態でね、戦いましたけれど、これからが選手が頑張りました。多少の開き直りもあったでしょう。その中、力を出してくれて3連勝できた。非常に価値ある日本シリーズ出場だと思います。-レギュラーシーズンの優勝は胴上げで8回舞った。今日は10回だった。

 原監督

 選手はだいぶ疲れているだろうと思って。私は辞退しようと思ったのですが、最後の山でと思ったのですが、選手が是非、是非というので大変ありがたく「いただきました」。

 -徳俵から逆襲のポイントは。

 原監督

 やはり2012年のペナントにおいて、かなりのゲーム差で優勝できました。そのことを1人1人が疑わず、戦えたことに勝利があったと思います。特に中日は百戦錬磨のベテランの多い素晴らしいチーム。その中でこの若いジャイアンツが3連敗から3連勝。これは非常に価値ある素晴らしい勝利だと思います。

 -リーグ優勝の時、まだまだ進化の過程と話した。進化したか。

 原監督

 最初は2、3発、ひっぱたかれ、それからはい上がり、七転び八起きの精神で、一つ上にランクが上がったと思います。進化しました!。

 -「最後の山」と表現する、日本シリーズ進出を決めた。

 原監督

 セントラルリーグを代表して、相手は日本ハム。しっかりと、もう一つ整理して戦います。幸い東京ドームからスタートできます。ファンの皆様、また、大きな声援をよろしくお願いします。

 -整備する点とは。

 原監督

 かなりのエネルギーを費やしましたからね。もう1回、リセットしてね。常にフルスロットルで進める形にする、ということですね。