<アジアシリーズ:巨人6-3ラミゴ(台湾)>◇11日◇決勝◇韓国・釜山

 巨人は2回に石井義人内野手(34)、実松一成捕手(31)で先制の4点を挙げた。無死二、三塁で石井は右中間フェンス直撃の2点二塁打。「とにかく甘い球が来たら(積極的に)いく気持ちだった。自分の仕事をするだけ。集中していた」と充実した表情だった。

 なお2死二塁で、実松は高めの速球を左翼席に運んだ。「終わり良ければ全て良し。いい1年でした」と笑顔だった。シーズン中は控えに回ることが多かった2人が、存在感を見せた。