中日の秋季練習が22日、ナゴヤ球場で打ち上げとなった。ルーキーイヤーがひと区切りとなった宋相勲(ソン・サンフン)投手(19)は「バッティングが良くなったと思います」と秋季練習の成果を口にした。

 ドラフト6位の大器はシーズン終了後、投手から野手への転向が決まった。来季は育成選手として新たなスタートを切る。その助走期間となる秋季練習で、潜在能力をのぞかせた。

 “ソン君”は早ければ11月中にも、母国・韓国に戻る。「帰って、自主トレです」。高木守道監督(71)も期待を寄せる若武者は、休まず努力を続けるようだ。