ソフトバンクと契約合意したWBC台湾代表候補の陽耀勲投手(30)が3日、宮崎・春季キャンプに合流した。

 2日夜に1年契約の年俸3500万円プラス出来高払いで交渉がまとまり、3日朝の航空機で福岡から移動した。13年シーズン後のメジャー挑戦を希望していた陽耀勲の意向に沿う形となり、石渡茂編成・育成部長(64)は「1年契約で、契約が終わると通常の外国人のようにフリーです。本人の夢は向こう(米国)でやるということなので」と話した。契約満了後、国内他球団への移籍はできない契約になっているとみられる。キャンプは当初のA組(1軍)ではなく、B組(2軍)スタートとなった。(金額は推定)