日本ハムのドラフト1位大谷翔平投手(18=花巻東)が17日、沖縄・国頭村で行われた紅白戦で“マルチデビュー”した。

 4回に先頭打者として、代打で登場。谷元を相手に、1ボール1ストライクから三遊間を破って左前へ運び、初打席初安打をマークした。続く5回には無死走者なしの場面で打席に立ち、斉藤から右翼線二塁打。7回2死での第3打席は見逃し三振、9回1死一塁からの第4打席は空振り三振に倒れた。

 この日の試合前には6度目のブルペン入りで、捕手を座らせて71球を投げた。カーブなど変化球を交えながら、今キャンプでは最多の球数。その後の初実戦でいきなり結果を出した黄金ルーキーの「二刀流」挑戦は順調に進んでいるようだ。