<オープン戦:ロッテ5-12西武>◇13日◇QVCマリン

 ホーム初戦だったロッテが伊東勤新監督(50)の古巣、西武に大敗を喫した。昨季巨人でプレーした新戦力、ディッキー・ゴンザレス投手(34)が初先発したが、マリン特有の強風の影響もあって12安打8失点。4回3分の0でKOされるなど、5投手で16安打を浴びた。

 だが守備が崩れる一方で、打線は11安打と奮起した。得点には絡まなかったが、1番根元俊一内野手(29)は両チーム最多の3安打を放った。「粘って粘ってヒットが出ている。10点取られても10点取ればいい。簡単に大差で終わるんじゃなく、どこかで逆転しなきゃいけない気持ちを持ってやっている」と話し、副主将らしい頼もしさを見せた。