<日本ハム1-6ソフトバンク>◇5日◇札幌ドーム

 日本ハム大谷翔平投手(18)が、本拠地デビュー戦でいきなり二塁打を放った。投手調整を優先したこともあり、4試合ぶりのスタメン復帰となった。

 だが2回の第1打席、ソフトバンク摂津正投手(30)の137キロ直球を左中間へ運んだ(記録は二塁打)。「しっかり打てたのでよかったです」。栗山英樹監督(51)も「一発で仕留めるのはたいしたもの」と評価していた。

 大谷の打撃内容詳細は以下の通り。<第1打席>

 2回2死、ソフトバンク摂津の初球、真ん中やや外寄りの137キロ直球をはじき返し、左中間を破る二塁打。本拠地札幌ドームで鮮やかデビュー安打。<第2打席>

 1-6で迎えた5回裏。先頭打者で摂津と対戦。初球は外角高めのシンカー(128キロ=ボール)、2球目は外角低めのカーブ(107キロ=ストライク)。カウント1-1からの3球目。外角低め129キロのシンカーを捉えたが二塁手本多へのライナーに倒れる。<第3打席>

 7回裏2死三塁。1、2球目は外角へのカーブがボール。3球目は138キロの直球を空振り。4球目は内角低めの135キロ直球が外れ3-1。5球目は真ん中141キロ直球をファウル。6球目は外の108キロカーブを空振り三振。