<イースタンチャレンジマッチ:フューチャーズ-日本ハム>◇22日◇鎌ケ谷

 右肩関節唇損傷のため2軍で調整してきた日本ハム斎藤佑樹投手(25)が先発として実戦復帰し、2回1安打無失点で降板した。直球の最速は136キロをマーク。「順調に、ここまでこられて、試合に投げられてホッとしています」と、昨年11月1日の日本シリーズ第5戦以来、233日ぶりのマウンドを振り返った。

 1回はスタンドのファンから拍手と声援が飛ぶ中、マウンドへ向かった。先頭の西武美沢を右飛、2番の巨人高橋洸はスライダーで空振り三振、3番の巨人河野は中飛に打ち取った。わずか9球で3者凡退に抑えた。2回は先頭のDeNA飛雄馬に左前打。続く5番の西武梅田はスライダーで空振り三振、6番のDeNAモスカテルは二飛、7番のDeNA渡辺雄は遊ゴロで無失点に抑えた。「すごい、緊張しました」と、久しぶりの登板を終え、安堵(あんど)の表情を見せた。